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02月13日-01号

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  1. 下松市議会 2020-02-13
    02月13日-01号


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    令和 2年 3月 定例会(1回)令和2年2月13日令和2年第1回下松市議会定例会会議録第1号───────────────────議事日程  令和2年2月13日(木曜日)午前10時開会、開議 日程第1、会議録署名議員の指名について 日程第2、会期の決定について 日程第3、議案第1号 令和元年度下松一般会計補正予算(第6号) 日程第4、議案第2号 令和元年度下松国民健康保険特別会計補正予算(第1号) 日程第5、議案第3号 令和元年度下松介護保険特別会計補正予算(第2号) 日程第6、議案第4号 令和元年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) 日程第7、議案第5号 山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について 日程第8、議案第6号 市道路線の廃止について      議案第7号 市道路線の認定について 日程第9、議案第8号 字の区域の変更について 日程第10、議案第9号 下松市印鑑条例の一部を改正する条例 日程第11、議案第23号 下松市体育館施設条例の一部を改正する条例 日程第12、報告第1号 専決処分した下松市栽培漁業センター種苗棟建設工事(建築主体)請負契約の一部を変更する契約の締結に係る報告について 日程第13、監査報告第1号 令和元年度定期監査報告書及び例月出納検査報告について 日程第14、議案第11号 令和2年度下松一般会計予算       議案第12号 令和2年度下松国民健康保険特別会計予算       議案第13号 令和2年度下松介護保険特別会計予算       議案第14号 令和2年度下松後期高齢者医療特別会計予算       議案第15号 令和2年度下松国民宿舎特別会計予算       議案第16号 令和2年度下松水道事業会計予算       議案第17号 令和2年度下松工業用水道事業会計予算       議案第18号 令和2年度下松簡易水道事業会計予算       議案第19号 令和2年度下松公共下水道事業会計予算       議案第20号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例       議案第21号 下松市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例       議案第22号 下松市防災会議条例の一部を改正する条例       議案第24号 下松市営住宅条例の一部を改正する条例       議案第25号 下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例       議案第26号 下松市介護保険条例の一部を改正する条例       議案第27号 下松市児童の家設置条例の一部を改正する条例       議案第28号 下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改              正する条例本日の会議に付した事件  日程第1から日程第14まで出席議員(20人)11番  浅 本 輝 明 君        12番  藤 井   洋 君13番  近 藤 康 夫 君        14番  永 田 憲 男 君15番  阿 武 一 治 君        16番  河 内 裕 文 君17番  磯 部 孝 義 君        18番  山 根 栄 子 君19番  矢 野 忠 治 君        20番  原 田 真 雄 君21番  近 藤 則 昭 君        22番  渡 辺 敏 之 君23番  田 上 茂 好 君        24番  松 尾 一 生 君25番  中 谷 司 朗 君        26番  村 田 丈 生 君27番  中 村 隆 征 君        28番  金 藤 哲 夫 君29番  堀 本 浩 司 君        30番  高 田 悦 子 君欠席議員(なし)                説明のため出席した者       市長             國 井 益 雄 君       副市長            近 藤 和 彦 君       教育長            玉 川 良 雄 君       上下水道局長         古 本 清 行 君       総務部長           藤 本 泰 延 君       企画財政部長         玉 井 哲 郎 君       生活環境部長         松 井   淳 君       健康福祉部長         小 林 樹代史 君       経済部長           吉 次 敦 生 君       建設部長           原 田 克 則 君       教育部長           小 田   修 君       消防長            原 田 保 寿 君       子育て支援担当部長      鬼 武 良 光 君       監査委員           棟 近 昭 典 君議会事務局職員出席者       事務局長           大 崎 広 倫 君       議事総務課長         大 空 之 文 君       議事総務係長         引 頭 朋 子 君───────────────────────────────午前10時00分開会 ○議長(中村隆征君) おはようございます。ただいまの出席議員20人であります。これから令和2年第1回下松市議会定例会を開会いたします。 これから本日の会議を開きます。 本日の議事日程は、お手元に配付しているとおりであります。 △日程第1.会議録署名議員の指名について ○議長(中村隆征君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において、阿武一治議員、田上茂好議員を指名いたします。 △日程第2.会期の決定について ○議長(中村隆征君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から3月25日までの42日間としたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、会期は42日間と決定をいたしました。 △日程第3.議案第1号令和元年度下松一般会計補正予算(第6号) ○議長(中村隆征君) 日程第3、議案第1号令和元年度下松一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) おはようございます。議案第1号令和元年度下松一般会計補正予算(第6号)について御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ2億1,819万5,000円を追加し、補正後の予算総額を241億740万8,000円とするものであります。 総務費は、減債基金への積立金の増額として2億3,000万円を計上しております。 民生費は、介護認定調査用車両購入のための介護保険特別会計繰出金の増額として300万円、認定こども園建設補助の減額として1,719万円を計上しております。 教育費は、認定こども園建設補助の減額として5,362万9,000円、東陽小学校昇降口天井改修事業費として1,210万円、下松中学校昇降口天井改修事業費として2,580万円、久保中学校屋内運動場トイレ洋式化事業費として2,050万円、寄附に伴う図書等購入費の増額として10万円を計上しております。 予備費は248万6,000円の減額調整を行っております。 以上の財源として、国庫支出金県支出金、寄附金、繰入金、繰越金及び市債を充当・調整するものであります。 また、小規模治山事業、急傾斜地崩壊対策事業社会資本整備総合交付金事業単独道路改良事業細折海岸支線道路改良事業都市計画道路見直し事業大海線道路新設事業中部土地区画整理事業清算事務東陽小学校昇降口天井改修事業下松中学校昇降口天井改修事業及び久保中学校屋内運動場トイレ洋式化事業について、繰越明許費を設定・変更すると共に、市広報等配送業務について、債務負担行為を設定するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。堀本浩司議員。 ◆29番(堀本浩司君) おはようございます。一般会計補正予算(第6号)についてお尋ねしたいと思います。 歳出、教育費について1点お尋ねいたします。 東陽小学校昇降口天井改修工事約1,200万円、下松中学校昇降口天井改修工事約2,600万円、久保中学校屋内運動場トイレ洋式化事業約2,000万円についてです。 工事期間予定についてですが、恐らく夏休み期間と思われます。工事時期の予定をお聞きしたいと思います。 また、工事期間には工事車両が出入りが多くなるかと思います。休み時期は子供たちの出入りは少ないかとは思いますが、子供たちが交通事故に巻き込まれないよう安全対策は万全にしていただきたいと思います。安全対策について。 最後に、小中学校のつり天井落下防止対策ですが、今回の事業でほぼ完了かと思います。そういうことなのか、確認したいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 小田教育部長。 ◎教育部長(小田修君) 3点、質問頂きました。 まず、東陽小学校下松中学校久保中学校の工事の工事時期ということでございますが、予定工事の期間でございますが、東陽小と下松中の天井改修工事につきましては60日でございます。夏休み前の7月初めに足場組みを始めまして、夏休み期間中に工事を行い、8月末完了の予定です。 それから、久保中の屋内運動場トイレ洋式化工事につきましては、予定工事期間は120日でございます。こちらにつきましては工事中、体育館での部活動の使用は可能でございます。ただ体育館のトイレは使えませんので、代わりに校舎のトイレを使用するということになります。 それから、車両の出入り等の安全対策ということでございますが、もちろん安全対策には万全を尽くしてまいりますけど、久保中の工事につきましては、グラウンドの一部を工事用の駐車場として使用するということがございますので、特に万全を期してまいります。 それから、天井の改修工事はこれが最後かということでございますが、今回、下松中学校東陽小学校の昇降口を実施しまして、これでほぼ全部済むわけでございますが、その前に小中学校の屋内運動場につきましては、平成27年度までに非構造部材耐震改修工事として、つり天井撤去等の対応済みでございます。 ほかには学校施設としましては、久保中学校屋内運動場の軒裏が残っておるんですけど、こちらは危険性は高くないため、外壁改修工事等に併せて改修をしていきたいと考えております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。磯部孝義議員。 ◆17番(磯部孝義君) 議案第1号令和元年度下松一般会計補正予算(第6号)で1項目、確認をします。 6ページの繰越明許費補正です。10件の追加と1件の変更が出ております。先ほど教育費の関係、学校の関係の工事の完了時期の話は出ましたが、そのほかの現時点考えておられる完了時期の見通しを確認をします。 ○議長(中村隆征君) 吉次経済部長。 ◎経済部長(吉次敦生君) 繰越明許費の関係で、農林水産業の関係でいいますと、切山地区で行っております小規模治山事業の完了は令和2年4月末の予定でございます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 原田建設部長。 ◎建設部長(原田克則君) 続きまして、土木費関係ですけれども、まず土木費の土木管理費、急傾斜地崩壊対策事業につきましては令和2年の5月末、道路橋りょう費社会資本整備総合交付金事業及び単独道路改良事業、それともう一点、これは農林のほうでやっておるんですけれども、土木費ということでございますと細折海岸支線道路改良事業、この3つにつきましては9月末。続きまして、都市計画費都市計画道路見直し事業は5月末、中部土地区画整理事業清算事務は7月末、大海線道路新設事業は12月末を完了見込みとしております。 以上です。
    ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) おはようございます。今、質問されていましたが、つり天井の落下防止に関して、今回、東陽小と下松中というふうなものが予算化されるわけですが、これまでに議会のほうに、つり天井に関わる診断結果の一覧が出ているんです。その中に今の東陽小と下松中については出ていないんですよね。 そうすると、議会に出された一覧とは別に、まだそういう手を打たなければならない、そういう箇所があるんではないのかなと、今度の予算を見ると。その辺が一つ、まだあるのかどうなのかというのを確認したいのと、議会にこことここが問題ですよと。地震等により崩落する可能性が非常に高いというふうなものがずらっと並んでいるんです。そっちについてはいつ予算化をするのか。いつ手を打つのか。その辺りが明示されていません。その辺はどうなんでしょう。 ないものが先に出てきて、過去に我々に課題ですよと言って示されたものが全く予算化されないというふうなことになっているんじゃないのかなと。手が打たれているならええんですが、手が打たれたというふうには、全体として、ここの議場の天井もどうもやばいということになっているようですけれども、その辺りのところで、全体としてどうなのか。その辺りを明らかにしていただきたいなというふうに思います。そこのところだけ。 ○議長(中村隆征君) 小田教育部長。 ◎教育部長(小田修君) まず、下松中学校東陽小学校の昇降口の天井でございますが、平成30年度に天井耐震診断した一覧表、議員さん、おっしゃいましたが、この中に下松中学校は入っております。11施設の17カ所については、ほとんどが特定天井でございます。 下松中学校昇降口は面積が188平米でございますので、特定天井ではありませんが、特定天井の条件の200平米近くあるということ。それから、天井の高さも6.8メートルということで、優先順位が高いという判断で診断をしました。 東陽小学校の昇降口は面積が63平米で耐震診断はしませんでしたが、下松中学校昇降口と同様に、吹き抜け天井で天井の高さが6.9メートルと高いということで、天井落下時に人的被害が発生した場合、重傷になる危険性があるということで、文部科学省学校施設環境改善交付金の補助申請をしまして、このたび内定があったため、補正予算計上したものでございます。 学校施設については以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 玉井企画財政部長。 ◎企画財政部長(玉井哲郎君) 特定天井のお尋ねがございました。これは平成30年度の決算において、11施設17カ所ということで議員の皆様にもお示ししたとおりでございます。いずれにしましても、地震、そういったときにかなりの被害が生ずるおそれがあるということで、今後の対応に苦慮しておるというところでございます。 今回は小学校の関係で、下松中学校がここに入っておりまして、東陽小学校については、ここには該当していないということです。 特定天井という定義が5条件というのがありまして、つり天井であるとか、あるいは天井の高さが6メートル超えておるとか、あるいは面積で200平米超えておると、そういったようないろんな条件があります。その条件に当てはまるものがおおむね11施設であったということでございまして、今後についてはかなりの費用等コストがかかってまいります。いろいろな避難所とか、そういったところから順番にやっていくようになると思いますが、やはり財源が必要になってまいります。 地方財政措置も含めまして、補助金あるいは起債制度、こういったものを活用して順次行っていこうというふうに考えておりますので、令和2年度以降に当初予算にも多少計上しておりますけれども、順次行っていくというような考えを持っております。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 下松中学校は出ていると、たしか7番目に、普通教室棟吹き抜けというのは、頂いた資料に吹き抜けというところが出ている。これが昇降口ということなのかなというふうに、今の説明を聞いて、吹き抜けのところで3カ所ということになっていますよね。そのうちの1カ所、3カ所のうちの1カ所が昇降口というふうに理解をして、あともう2カ所残るということなんですか。 東陽小なんかこれに出ていないというね。その辺は規模が小さいから一覧表に出さなかったということなのか。ないものが先に出てきて、あるものが、予算的な措置をしなきゃならないから、どこもかしこもできないという事情も分からんわけじゃないんですが、少しこういう調査をして、そこは課題だということになれば、計画的にこれらについて事業化していくという、その必要があるんじゃないのかなというふうに思いますので、その辺り、ないのが先にされ、あるのが後回しということになっているように、そういう印象受けますので、その辺りはきちんと的確に計画的にやる必要があるんじゃないのかなというふうに思いますので、確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 小田教育部長。 ◎教育部長(小田修君) 一覧表の点検箇所3カ所というのは、点検箇所でございますので、場所としてはあくまで診断箇所としては普通教室棟吹き抜け1カ所でございます。普通教室棟というのが昇降口ということでございます。 それから、東陽小学校はこの診断をしなかったわけでございますが、下松中学校は面積も188平米ということで、特定天井に準ずるという考え方ですけど、東陽小学校は63平米ということで、正確にはその他の天井ということになりまして、診断はしませんけど、文科省からも速やかに対応するようにという指導を受けておりますので、このたび補助を受けまして解消するというところでございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) 令和元年度一般会計補正予算(第6号)の中で、民間保育費認定こども園建設補助について、1点だけ確認をしておきたいと思います。 御案内のように、資材不足による工期延長ということで、6月完成、7月開始というふうに聞いておりますが、完成が遅れることによっての影響、この間の保育への対応について、どういった対応をされるのか、その件だけ確認をしておきたいと思います。 ○議長(中村隆征君) 鬼武子育て支援担当部長。 ◎子育て支援担当部長鬼武良光君) 認定こども園によりまして影響を受ける児童ですが、ゼロ歳が3名、1歳が3名、2歳が3名、3歳が5名、4歳が6名、5歳が6名、合計27名の定員となっております。 そのうち、3歳以上の児童につきましては縦割り保育ということで、旧園舎、現在ある園舎を使われて対応されるということでございます。2歳以下の児童につきましては、残念ながら開始をするまではお預かりができないということで、私のほうが全てを把握をしておりませんが、他の保育施設でお預かり頂くということで、事業者のほうから説明をされているということでございます。 ○議長(中村隆征君) 金藤哲夫議員、よろしいですか。金藤哲夫議員。 ◆28番(金藤哲夫君) それでは、27名のうちに、結局受入れができない児童について、もう一回、確認をしておきたいと思いますが、最終的には何名になるのか。その後、開設をされた後の受入れが十分対応できるのか、その辺りの確認はされておりますか。 ○議長(中村隆征君) 鬼武子育て支援担当部長。 ◎子育て支援担当部長鬼武良光君) 対応ができない定員枠は、2歳以下ですから9名の定員枠になるわけですが、それぞれの入所申込み者は、まだ入所申込み決定をされておりませんので、何人かというのは把握ができていない状況でございます。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第1号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第1号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第1号令和元年度下松一般会計補正予算(第6号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。 △日程第4.議案第2号令和元年度下松国民健康保険特別会計補正予算(第1号) ○議長(中村隆征君) 日程第4、議案第2号令和元年度下松国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第2号令和元年度下松国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ1億911万2,000円を追加し、補正後の予算総額を54億7,411万2,000円とするものであります。 具体的には、一般被保険者療養給付費の増額として6,700万円、一般被保険者高額療養費の増額として4,200万円、過年度事業の精算に伴う県支出金の返還金として11万2,000円を計上しております。 以上の財源として、県支出金及び繰越金を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) おはようございます。一つだけお聞きをいたします。 歳入のほうで繰越金、今回初めて、補正前ゼロ、補正額で11万2,000円というふうなのが上がっておりますが、これは残額はもう、繰越金の残額はないというふうに理解してよろしいですか。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 前年度繰越金は約1億6,000万円ありますが、今まで使う予定がなかったので計上していなかったということです。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 今、意味がよく分からんかったんですが、聞き方を変えましょうか。前年度繰越金ですよね。これは金額は幾らということになりますか。もし、言わば、繰越金全額予算化してないということであれば、留保ということになると思うんですが、それは今後の予定ではどんな形で処理されるのか、考え方をお聞かせください。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 前年度繰越金は、正確に言いますと1億5,754万5,000円ございまして、このたび11万2,000円計上しましたので、残りが1億5,743万3,000円となります。これにつきましては留保財源として繰り越す予定でございます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) このままほっとくわけにいかんのんで、例えば積立金に積み立てるとか、何とかそういうふうな処理をされるというんではないわけですね。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 積立金とかにする予定はございません。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第2号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第2号令和元年度下松国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 △日程第5.議案第3号令和元年度下松介護保険特別会計補正予算(第2号) ○議長(中村隆征君) 日程第5、議案第3号令和元年度下松介護保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第3号令和元年度下松介護保険特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ300万円を追加し、補正後の予算総額を53億4,182万9,000円とするものであります。 具体的には、介護認定調査用車両購入費として300万円を計上し、この財源として繰入金を充当するものであります。 また、介護認定調査用車両購入費について、繰越明許費を設定するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) イロハのところで確認ですが、今度の車両について、認定調査等に必要な車両だということなんですが、認定調査は今までもやっておられる、当然やってきておられるんですが、今まではどうしていたのか。車両があるのかないのか。その辺りは勉強不足で申し訳ないんですが、認定作業というのは、当然これまでもやられていたと思うんで、その辺りのところを説明していただきたいのと、300万円ということになると、これは軽四じゃなしに普通車になるのかな、ライトバンになるのかな、何になるのかな。かなり金額が張っていますので、どういう車両を購入されるのかというのが、イロハのところですが、御説明ください。 ○議長(中村隆征君) 小林健康福祉部長。 ◎健康福祉部長(小林樹代史君) 介護認定調査員がこれまでどのような形で調査をしていたかという御質問ですけれども、これまでは在宅で自家用車を使って、それを市が借り上げる形で対応していただいておりました。来年度からは会計年度任用職員として、市の庁舎内で勤務をしていただく。そのための調査のための車ということになります。金額の300万円につきましては、軽自動車3台分を計上させていただいております。 ○議長(中村隆征君) 渡辺議員、よろしいですか。 ◆22番(渡辺敏之君) はい。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第3号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第3号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第3号令和元年度下松介護保険特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 △日程第6.議案第4号令和元年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号) ○議長(中村隆征君) 日程第6、議案第4号令和元年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第4号令和元年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)について御説明を申し上げます。 この補正予算は、歳入歳出予算にそれぞれ600万円を追加し、補正後の予算総額を9億5,872万4,000円とするものであります。 具体的には、現年度保険料収納額の増加見込みに伴う後期高齢者医療広域連合への納付金の増額として600万円を計上し、この財源として、後期高齢者医療保険料を充当するものであります。 以上、概略を御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第4号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第4号令和元年度下松後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。 △日程第7.議案第5号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について ○議長(中村隆征君) 日程第7、議案第5号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第5号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更について御説明申し上げます。 この議案は、山口県市町総合事務組合に関し、共同処理する公務上または通勤による災害に対する補償に関する事務の対象となる非常勤の職員を変更すること、公平委員会の設置及び権限に関する事務を共同処理する団体に山陽小野田市を加えること並びに規約の一部を変更することについて、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。 以上、議案第5号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第5号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第5号山口県市町総合事務組合の共同処理する事務及び規約の変更についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。 △日程第8.議案第6号市道路線の廃止について       議案第7号 市道路線の認定について ○議長(中村隆征君) 日程第8、議案第6号市道路線の廃止について、議案第7号市道路線の認定について、以上の2件を一括議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第6号市道路線の廃止について及び議案第7号市道路線の認定について、一括して御説明を申し上げます。 是光1号通り及び是光2号線につきましては、開発行為により造成された団地内道路が延長されることから、一旦廃止し、延長部分を含め、是光1号通りとして再度認定するものであります。 この結果、市道路線数は866路線、総延長は約314キロメートルとなる予定であります。 以上、議案第6号及び議案第7号について御説明いたしましたが、添付しております参考図面も御参照頂き、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第6号及び議案第7号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第6号及び議案第7号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから順次採決いたします。 まず、議案第6号市道路線の廃止についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 次に、議案第7号市道路線の認定についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。 △日程第9.議案第8号字の区域の変更について ○議長(中村隆征君) 日程第9、議案第8号字の区域の変更についてを議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第8号字の区域の変更について御説明を申し上げます。 現在進めております地籍調査事業において、大字河内地区内の土地所有者から、土地の合筆に伴う字の区域の変更の申出がありました。 この申出について検討いたしました結果、申出が適当であると判断いたしましたので、地方自治法第260条第1項の規定により、議会の議決をお願いし、国による成果の認証があった日から効力を生じさせるものであります。 以上、議案第8号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第8号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第8号字の区域の変更についてを採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。 △日程第10.議案第9号下松市印鑑条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第10、議案第9号下松市印鑑条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第9号下松市印鑑条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、成年被後見人等の権利の制限に係る措置の適正化等を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、印鑑登録等を受けることができる者に係る規定を整備するものであります。 以上、議案第9号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 条例を見ますと、今の条例では成年被後見人、未成年者、15歳未満の者と成年被後見人というふうなことで、成年被後見人という者に代わって、今度意思能力を有しない者というふうなことになるんでしょうか。被後見人というのは残るんですか。その辺、ちょっと確認をさせてください。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) この条例改正ですが、平成28年に成年後見制度の利用の促進に関する法律というものができまして、成年被後見人の人権が尊重され、被後見人であることで不当に差別されないようにという趣旨のものがうたわれました。 それに伴いまして、昨年の6月に関係法律の整備に関する法律が施行されまして、国の印鑑登録証明事務処理要綱が改正されました。それにより成年被後見人であっても、印鑑登録の申請を受け付けることができるというふうに変わりましたので、このたびの条例改正をするわけでございます。 要は成年後見人が一緒に来られて窓口で申請されたら、成年被後見人でも印鑑登録できるというふうに、成年被後見人さんの権利の拡大というのが主な趣旨でございます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 被後見人も今後は後見人と同等であれば登録ができるということなんですが、難しいんですよね。意思能力を有しない者と。これは誰がどのような形で認定をするんですか。 今までの被後見人の場合は、裁判所のほうでそういう決定がなされるんじゃなかったかなというふうに思うんですが、意思能力云々というふうなことになると、何をもって判定をするのか。そこのところがちょっと見えないんですよね、具体的に。 だから、その辺りはどういう手続で、意思能力があるかないかというのを判定をし、あなたは残念ながら印鑑登録できませんよというふうに、何か客観的なものをお示ししてお断りするちゅうんかな、いうことになるんだろうと思うんですが、その辺、不勉強で申し訳ありませんが、何をもって判定をするのか、区別をするのか、そこのところをお示しください。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長
    生活環境部長(松井淳君) 判定については非常に難しい判断になると思いますが、一般的にはお一人で申請できない、そういった方は意思能力がないと判断するようになると思います。 それと成年被後見人単独で来られた場合も、意思能力があるとは判断しかねますので、成年後見人さんの方が一緒に来られて申請されたらオーケーということになります。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) だから、被後見人も一人で来たら駄目だけども、後見人が同行すればできる。だから、被後見人というのは、裁判所のそういうものがあって、被後見人だという認定がされるわけですよね。 意思能力があるとかないとかというふうなものは、客観的に何を持って意思能力があるとかないとかを判断するのかというのが、非常に曖昧のように、この字面を見る限り、今までのそういう被後見人という者との関係でいえば、非常に曖昧模糊として、役所の窓口であなたはちょっとできませんよという判断を、対応がね。役所の皆さん、窓口はそういう対応しなきゃならないわけでしょう。そのときに客観的に判断する、そういうものがないと人権無視、人権を侵害をするということになりかねないんで、窓口の対応が非常に微妙になるというふうに心配をするんです。 だから、何かこう判断する材料が必要じゃないのかなと。その辺りは国のほうから、何を判断基準とするというふうなものが明示されているんですか。そういうものがはっきりしないまま条例を変えるというのは、どうなんかいなという気がするんですが、その辺りはいかがでしょう。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 先ほども申しましたように、大変意思能力があるかないかの判断というのは難しゅうございます。成年被後見人であっても、後見人の方が同行すれば、このたびは印鑑登録の申請を受け付けることができるということで改正されたということで、先ほど申しましたように、意思能力の判断というのは、一人で申請書が書けないとか、そういうことが判断の基準になると思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。近藤康夫議員。 ◆13番(近藤康夫君) 具体的に意思能力を有しない者という、一人で市役所に来れない。だけれども、家族が同行して、例えば軽度の認知がある、あるいは中度の認知がある、こういうケースは今から高齢化社会で増えてくると思うんです。 だから、そういった認知があって、高齢者で、家族が同行して印鑑登録を新たにするというケースがどの程度あるか分かりませんが、そういった場合、どうなるんですか。意思能力があるかないかの判断を窓口で瞬時に判断できるものなんですか。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 大変難しい判断になると思います。一応成年被後見人の方は、成年後見人制度を利用されている方は下松市で44名いらっしゃると聞いております。その方が後見人さんの方と一緒に同行されて、本人が窓口に一緒に来られて申請されれば、印鑑登録の申請は受け付けることができるということで、今までよりも被後見人の人権の尊重とかを拡大するということで、このたび意思能力がある、ないの判断というのは非常に難しいということで、国からも別に基準は決まっておりませんので、そういった一人で申請ができる、できない、そういったことで判断したいと思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 近藤康夫議員。 ◆13番(近藤康夫君) 要は成年後見人がついている方っていうのは、家庭裁判所になるの。要するに弁護士だとか、きちんとそういった資格を持った方がおられるから、それはいいわけです。 だから、我々住民サイドから見たときに、軽度、中度、重度、認知がある、お年寄りがおる、自分の意思能力というのは必ずしも、あるけれども、不確かちゅうか、ピントがぼけとると。そういう場合に家族が、例えば宛名書いたり、そういう代行というのはやるでしょう。要するに手紙だとか、年金の要するに毎年の申請とか更新とか、そういう場合は受け付けてもらえるんですか。要するに家族が同行して、身内の者が同行して、新たに印鑑登録をする必要性が出てくるというケースがある場合がある。それを聞いとるわけよ。 だから、成年後見人はいいわけ、これはもう。意思能力が不確かだけども、家族が同行してきちんと説明したら印鑑登録ができるんですか。それだけお答えください。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) あくまでも申請については御本人さんが記載されるようになりますので、御本人単独で申請ができない場合は認めることができないと聞いております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) 近藤康夫議員。 ◆13番(近藤康夫君) 確認しますが、代理人は申請の手続は認められないということでよろしいですか。 ○議長(中村隆征君) 松井生活環境部長。 ◎生活環境部長(松井淳君) 被後見人ではなくてということですね。代理人は一応できないと聞いております。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第9号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第9号下松市印鑑条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 △日程第11.議案第23号下松市体育施設条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第11、議案第23号下松市体育施設条例の一部を改正する条例を議題といたします。 本案について提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 議案第23号下松市体育施設条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、令和元年12月議会において改正を行った条例について、下松市温水プールの温水プールに係る利用料金の一部を訂正するものであります。 以上、議案第23号について御説明いたしましたが、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第23号は、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は委員会の付託を省略することに決しました。 これから討論を行います。討論はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 討論なしと認めます。よって、討論を終結いたします。 これから、議案第23号下松市体育施設条例の一部を改正する条例を採決いたします。本案は原案のとおり決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 異議なしと認めます。よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。 △日程第12.報告第1号専決処分した下松市栽培漁業センター種苗棟建設工事(建築主体)請負契約の一部を 変更する契約の締結に係る報告について ○議長(中村隆征君) 日程第12、報告第1号専決処分した下松市栽培漁業センター種苗棟建設工事(建築主体)請負契約の一部を変更する契約の締結に係る報告についてを議題といたします。 本件について提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 報告第1号専決処分した下松市栽培漁業センター種苗棟建設工事(建築主体)請負契約の一部を変更する契約の締結に係る報告について御説明を申し上げます。 この議案は、議会の議決を得た契約の金額を1件300万円以下の範囲内で変更することについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により議会に報告するものであります。 具体的には、平成30年7月議会での議決を経て契約を締結し、令和元年12月議会での議決を経て請負金額を変更いたしました下松市栽培漁業センター種苗棟建設工事(建築主体)請負契約について、工事を進める過程で発生した施工必要箇所に対応するため、契約金額を5億3,170万円から5億3,357万円に変更する契約を締結したものであります。 以上、御報告を申し上げます。 以上です。 ○議長(中村隆征君) これから質疑を行います。御質疑はありませんか。田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) 何点かお聞きをいたします。 先般、現地を見させていただきました。非常に新しい立派な設備ができたなというふうに思いましたけれども、多少中を見させていただく中で疑問に思うこともできましたのでお聞きをいたします。 小動物の侵入防止対策というのがございますが、地上の動物が対象だと思うんですが、上空対策はどのようにしておられるか。あの辺りはトンビとか上空で舞っとる大型の猛禽類もおりますし、カラスはもちろんですけれども、そういうふうな、これは小動物があそこのタッチングプールの中におる魚類に二次被害を与えると、それを防ぐためだというふうな対応だと思いますが、そうであるならばきちっとすべきと思いますが、上空に対する対策はどのように考えておられるのか。 それから、受電設備についてお聞きをいたします。山のほうから電柱通って、ちょうどタッチングプールの横辺りに、電柱から敷地内に受電をする設備、キュービクルちゅうんですか、そういうものがございます。 もう一つは、受電設備もそうですが、緊急時の自家発電ですよね。これについても少し、もうちょっと不具合が生じないかなと非常に疑問に思うわけですが、敷地内の大体同じレベルのところに自家発電設備がある。多少高いんでしょうか、分かりませんが、あれで本当に十分な対策ができるんかなというふうに疑問に思っています。 説明を聞きますと、言わば自家発電設備が完全防水になっとるというふうな話も聞いたやにも思いますが、私、目視をしますと、完全防水でも何でもないなというふうなことも思います。その辺りで今の発電設備のことと小動物のことについて、このままでいいのかなという点でお聞きをいたします。 ○議長(中村隆征君) 吉次経済部長。 ◎経済部長(吉次敦生君) 平成28年3月の基本構想策定から、多くの議員の皆さんにいろいろと御指導頂いて、アドバイスを頂きまして、やっと4年間かかってここまで来ました。 本当にこの内覧会を見ていただいたとおりでございますから、それ以上もそれ以下もないというところですけど、今小動物の関係にあれして、上空の対策ということですけども、今とりわけ、こないだちょっと内覧会のときには間に合わなかったんですけど、一応今、釣糸というか、ピアノ線というか、そういうことを碁盤のように巡らせて、応急的には空からの防御というのをやっております。 将来的には、今後の様子を見て、例えば夏の日差しの暗幕とか、そういうことも必要になるかなとは思っていますが、今既にそういう、今の空からの上空の防御については、応急的にはやっているという状況です。 それから、内覧会のときも議員さんおっしゃっておりましたが、災害対策ということで、大潮冠水につきまして、高潮被害の際のこれまでの過去の潮位よりは高い床高を設定しての施工ということでございます。 それから、停電への備えで非常用発電機を備えてということで、もちろん見ていただいたとおりだと思います。一応今、当初の、これまでのデータの中から一応これで大丈夫だということで施工してやっておりますんで、今の自家発電についても、緊急というか、最低限でありますが、地震の際、停電の際への備えということで、発電機の連続稼働時間は48時間というふうに聞いておりますから、本当に一応そういう対応はしたということで御理解頂きたいというふうに思っております。 ○議長(中村隆征君) 田上茂好議員。 ◆23番(田上茂好君) あの地域は、かなり前の台風のときにも大変なことになりました。立派な施設を造られたんですから、少々の地震が来ても耐えられる、そういう最低のやり方といいますか、工夫をして、災害時にも一定の効果が出るというほうにすべきだと思うんですが、山のほうの電柱から敷地内に引く受電設備です。これは全然高いところにはないんです。ちょっと架台程度の、30センチもないですが、ちょっと上がったぐらいの設備になっておりまして、一つは私も議員の中で話をしたんですが、例えば津波ですよね。そういうのが来たときに、皆さんは正面のテトラポッドがずっと高くしてあるから大丈夫だと、そういうイメージを持つんですが、あの施設は全部山の中で囲まれているわけじゃないんですよね。東は橋の下の漁協の船だまりのところから始まりまして、反対側は本浦のほうにまで行くわけね。そこまで全部高い擁壁で囲まれているわけじゃないんですよ。ですから、大きな津波は正面から来るんじゃなくて、反対に回ってきて山から来るんです。そういう可能性も非常にあるんよね。 そういう中で、あそこの受電設備が最初に被害を受けるんじゃないかなと、そういうふうに思っていますが、既に完了をしておるということでありますが、今後はぜひその辺りまでもっと考えていただけんかなというふうに思っていますが、これからいろいろ設備をされるときに、中途半端じゃなくて、ここだけは基本のとこで押さえとく必要があるなという点はきちっとやる必要があると思いますが、それについて見解といいますか、お願いできましたら。 ○議長(中村隆征君) 吉次経済部長。 ◎経済部長(吉次敦生君) 皆様方に栽培漁業センターについては、当初の経緯から含めてですが、本当、最後まで気にかけて、議員さんも気にかけていただいているなというふうに本当感謝申し上げます。 高潮対策、いろいろ今まで防災危機管理室のほうでも、いろんな南海トラフの想定とか、いろんなことをやっています。それを言われると、今の本当に海岸の防波堤にもっと高い壁をするような状況が必要になってくると思います。 今の建物の設計段階において、過去、これまで経過説明した中では、これまでの過去の経緯とか、そういうのを含めて、それよりの中で対策は練ったというふうに、私どもの建築も自信を持って言っていると思っていますんで、今後もぜひまた温かい目で見ていただきたいというふうに思っておりますし、これからも多くの皆さんに利用してもらえる施設になるよう、最大限のことはやってきたんじゃないかというふうに思いますんで、これまで4年間、議員の皆さんに本当にいろんな御意見を頂きましたが、何とか御理解頂きたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 御理解を頂きたいという担当部長の気持ちは分かるんですが、13億円、これ確認をしとかにゃいけんが、こないだの内覧会の資料を見ると全体で11億1,000万円で、この施設は完成をしたというふうに、1ページ目にそういう数字があります。継続費は13億2,000万円だろうというふうに思うんです。2億1,000万円ほど差がある。それは不用額というんかな、そういう形で精算をするというふうに理解をしていいのかどうなのかというのが一つ。 それから、今田上議員からも指摘をされていましたが、計画の段階から、さっきもありましたが、台風のときにあそこが高潮で、老人福祉施設が大変な事態に追い込まれたというふうな経過があるわけです。そういうこともあって、あれを計画する段階で、過去のそういう高潮の被害、さらには今から何年か後、何十年か後には必ず来ると言われている南海トラフの津波の問題も、計画の段階でいろいろ議論をさせていただきました。 当時提出していただいた資料を見ても、機械設備がある辺りの浸水高さというのは2.9メートルという数字が、こんな資料も頂いているんです。それで、そういう津波が来たとき、これが絶対来るのか。この高さ以下なのか、上なのかというのは、これあくまでも予測ですから、確たる裏づけがあるわけじゃない。 ですから、最低限この高さ2.9メートルというのはクリアできるというものでなければならないと思うんです。ですから、当時、津波は大丈夫なのかというんで、こういう資料も御提出頂いた経過があるんです。 そういうことを考えたときに、こないだ現場を見させていただいて、特別にこの津波の予測数値を提出頂いたときには、そういう心配があるんで、高いところにそういう受電設備なり機械設備なり、いうふうなものは設置をしますというのは、当時の計画段階のそういう説明だったんです。実際に完成をして現地を見て、えっ、あのときの話とちょっと違うんじゃないのというふうに感じた者の一人なんです、私も。 あそこの今レベルはどういう、津波の予測水位として3.2メートルというのは、下松全体が最高水位は3.2メートルになるだろうという、そういうハザードマップも出ていますが、これも低う見過ぎているというふうなことで、見直しをするというふうな話も漏れ聞いておりますけれども、そういうふうなものとの関係で、あそこのレベルは何ぼなのか。それで大丈夫なのか、そういう万が一のときの備えとして。いうふうなところは、十数億円かけて、津波でポシャったということになると申し訳ない話ですよね、将来の人たちに。ですから、その辺りは万全をぜひ期していただきたいなというふうに思うんですが、その辺りはいかがでしょう。 それから、3点目ですが、今度の契約変更の内容として、タッチングプールの塗装をやり替えるというふうな話が出てきていますが、タッチングプールそのものは、はなから子供たちが中に、あのプールの中に入って魚と戯れる。そういうふうなものが、そういう場を提供するというのが、あそこのタッチングプールを造る、そういうまさに目玉的な、そういうものではなかったのかなというふうに思うんですが、こないだ現場を見せていただいて、あの塗装じゃ水にぬれると滑るだろうなと、誰の目にも明らか。大人でも滑ると、子供ならなおさらというふうな気がするんで、当然そういう滑り止めの塗装にやり替えるのは当然の対応だというふうに思いますが、その辺りのところが施工中に全然考えられなかったのかどうなのか。 最初から子供たちが中に入って魚と戯れるという、そういう計画だったはずなのに、最初の計画では自然石を配置をして云々というふうなことも、景観もきちんと確保するんだというふうなことも言われていましたけれども、残念ながら殺風景なコンクリートの水槽というふうなことになっていますが、どうもちょっと。 もう一つ、さっき田上議員が聞いた、あそこの機械室、電気室、自家発電、あの部屋は密閉性を確保していますという説明が、職員の方の説明で耳にしたんですが、耐圧密閉というふうなものがどの程度、それで津波等が来たときに耐えられるのかどうなのか。耐えられないとすれば、高いところにレベルアップせにゃいけんのじゃないのかなという気がするんですが、その辺り、確認をしておきたいというふうに思います。 ○議長(中村隆征君) 吉次経済部長。 ◎経済部長(吉次敦生君) こないだ現場で見ていたときは、やっとできたねちゅうて、あんだけ議員さん言われたのに、まだここでこう言われると、本当何かこうあれなんですけど、専決処分の内容と外れとるところもあるんであれですけど、恐らく基本構想のときからずっと言われたことをまた巻き戻して言われて、そこは今後気をつけてやってほしい。安全上ということで。 そもそもこの建物は御存じのように、あそこで働く職員も土砂災害のハザードマップに事務室があった。そういうことも含めていろいろ対応してきた。今議員さんが言われた2番目と4番目の質問については、万全を期してやってきたと言わざるを得ないと思っております。そういうことで建築のほうも設計して、設計管理しながらやってきたというふうに思っています。 それから、工事関係でいくと今11億円超えています。継続費が13億2,000万円、そしてこのたび、まだこないだ内覧会のときには備品が入っておりませんでした。備品がこれから入っていくと、恐らく継続費は13億2,000万円ですけど、12億円超えるか超えないかぐらいのところになるんじゃないかというふうに思っています。 それから、タッチングプールのことをいろいろまた言われておりますけれども、当初岩を入れて魚が日陰に入ったりという状況でしたが、子供たちが岩とかでけがをしたらいけないということで、当面それで様子を見ようということで。 あわせて、このたびの専決処分にもありますが、タッチングプールの防滑性向上のため、滑り止め防止のための樹脂を再塗装した。それで例えば今後に必要であればラバーをして、本当にそこまでやるのかというようなことになるかとは思います。 そういうことで、議員さんが今心配されるようなことについては、一応万全を期して対策をしているというふうに御理解を頂きたいと思っています。 ○議長(中村隆征君) 渡辺敏之議員。 ◆22番(渡辺敏之君) 今、部長さん、万全を期してやっているという、万全を期してというのが、言葉ではそういう万全を期してという言葉が今発せられたんですが、客観的に万全なのかどうなのかという。誰の目にも、あれなら少々の津波が来たって、高潮が来たって大丈夫いやというふうに、客観的に認められる、そういう状況じゃないと、万全を期したということには、残念ながら私はならないんじゃないのかなと。 だから、万万が一にも備えて、無駄だったちゅうて将来に言われたとしても、そういう手を打って言われたとしても、それは万全を期した結果として、転ばぬ先のつえをつきましたということであれば、何ぼでも説明はつくわけね。何で当時の担当者や議会は、現状のままでええちゅうて言うたんかちゅうて言うことのほうが、将来に悔いを残すことになると思うんです。 ですから、その辺では、今回、追加工事をやって、専決処分で議案が出てきたわけだけども、そういう手直しをして万全を期そうと。小動物がタッチングプールのところに出入りせんようにというふうな、そういう手だても含めて講じられるということで、そのために費用が若干増えたということなんですが、私は根本的なところでの胸をたたいて大丈夫ですと。少々何があったって、施設が動かれることはありませんというふうな、そういうことこそ、今まで心配をして我々もいろいろ注文つけてきた立場の人間からすれば、何かそこについては軽んじられているんじゃないのかなというふうな印象受けるんですよ。それはあなたにとっても納得できない話だと思うから、もう少し手が打てんかなというふうに思うんですけど、もう無理ですか。やりませんか。 ○議長(中村隆征君) 吉次経済部長。 ◎経済部長(吉次敦生君) 御存じのように、市長のイの一番は安全・安心です。その辺からしたら万全を期したということで御理解を頂きたいというふうに思います。 以上です。 ○議長(中村隆征君) ほかに御質疑はありませんか。    〔「なし」と言う者あり〕 ○議長(中村隆征君) 質疑なしと認めます。よって、質疑を終結いたします。 報告第1号は議会の承認事項ではありませんので、以上で御了承を願います。 △日程第13.監査報告第1号令和元年度定期監査報告書及び例月出納検査報告について ○議長(中村隆征君) 日程第13、監査報告第1号、監査委員から、令和元年度定期監査報告書及び例月出納検査報告書の提出がありました。写しをお手元に配付しておきましたから、御了承を願います。 会議の途中ですが、10分間休憩をいたします。午前11時21分休憩 午前11時31分再開 ○議長(中村隆征君) 会議を再開いたします。 △日程第14.議案第11号令和2年度下松一般会計予算       議案第12号 令和2年度下松国民健康保険特別会計予算      議案第13号 令和2年度下松介護保険特別会計予算      議案第14号 令和2年度下松後期高齢者医療特別会計予算      議案第15号 令和2年度下松国民宿舎特別会計予算      議案第16号 令和2年度下松水道事業会計予算      議案第17号 令和2年度下松工業用水道事業会計予算      議案第18号 令和2年度下松簡易水道事業会計予算      議案第19号 令和2年度下松公共下水道事業会計予算      議案第20号 職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例      議案第21号 下松市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例      議案第22号 下松市防災会議条例の一部を改正する条例      議案第24号 下松市営住宅条例の一部を改正する条例      議案第25号 下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例      議案第26号 下松市介護保険条例の一部を改正する条例      議案第27号 下松市児童の家設置条例の一部を改正する条例       議案第28号 下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例 ○議長(中村隆征君) 日程第14、令和2年度関係の議案第11号から議案第22号及び議案第24号から議案第28号まで17件を一括議題といたします。 まず、令和2年度施策の概要について、提出者の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) 令和2年度の予算案及び諸議案の提出に当たり、施策の概要を申し上げます。 我が国の経済の先行きについては、当面弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続く中、各種政策の効果もあり、月例経済報告では緩やかな回復が続くことが期待されておりますが、海外経済の動向や金融資本市場の変動の影響に加え、消費税率引上げ後の消費者マインドの動向に留意する必要があるとされているところであります。 国では、経済財政運営と改革の基本方針2019「令和」新時代「Society5.0」への挑戦において、第4次産業革命による高度な経済、便利で豊かな生活が送れる社会の実現、人生100年時代の到来を見据え、誰もが幾つになっても活躍できる社会の構築の加速化や、経済再生と財政健全化の好循環による持続的かつ包括的な経済成長の実現と財政健全化の達成の両立を進めることとされております。 地方の取組としては、地方創生の推進等により、個性と活力ある地域経済を再生し、次世代に負担を先送りしない持続可能な行財政基盤を確立するため、国・地方で基調を合わせた歳出改革や効率化を積極的に推進することとされております。 また、本市では、現在、人口微増傾向にあるものの、少子高齢化や今後の人口減少など、時代の変化による様々な課題に対応するためには、行財政改革による行財政基盤の強化や「選択と集中」による持続可能な行財政運営が求められております。 このため、平成31年4月に策定した「財政構造の見直し指針」に基づき、歳出・歳入あらゆる角度からの財政状況の分析・検証を行い、令和4年度までの「財政構造の見直し期間」中に、収支均衡の取れた予算編成に向けた歳出・歳入構造改革を段階的に進めていくこととしております。 また、令和2年度は、骨格予算での予算編成となりますが、「自主・自立のまちづくりの市政運営」の基本姿勢を堅持し、「安全・安心対策」、「魅力づくりの創出」などを継続的に進め、全ての世代にわたり「住みよさ」と「満足度」を実感できるまちの創生につなげてまいります。 第1章、健康福祉。 1、保健・医療の充実。 (1)健康づくりの推進と地域医療の充実。 市民が生涯にわたり健やかな生活を送ることができるよう、健康づくりを推進するとともに、健康ウオーキング大会などの開催を通じて、健康に対する意識の高揚を図ります。 地域の多様な保健・医療関係団体に加え、新たに開校する歯科衛生士養成専門学校とも連携を図り、市民の健康づくりにつながる保健事業の充実に努めます。 「自殺対策計画」に基づき、誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現を目指し、自殺対策推進事業の充実を図ります。 乳幼児の感染症予防対策として、新たにロタウイルスワクチン予防接種を公費負担で実施します。 妊娠の希望を実現するための支援として、所得制限を撤廃した本市独自の不妊治療費の助成を行います。 国民健康保険は、被保険者の負担を軽減するため、国民健康保険基金を活用し、保険税率を引き下げるとともに、医療費の適正化や収納率の向上を図り、健全で安定的な事業運営に努めます。 保健事業は、特定健康診査の自己負担金の無料化を全対象者に拡大し、特定健康診査・特定保健指導の受診率・利用率の向上を図り、生活習慣病の発症予防、進行防止を推進するとともに、被保険者の健康寿命の延伸に努めます。 2、多様な福祉の充実。 (1)地域福祉体制の充実。 地域福祉の充実を図るため、社会福祉協議会の運営費助成や民生委員・児童委員の活動支援を行います。 社会福祉施設を運営する法人と連携し、福祉避難所設置・運営の訓練を実施するなど、要配慮者が安心して避難生活を送るための体制整備を図ります。 災害時に避難行動要支援者が円滑に避難することができるよう、自主防災組織など地域の支援者との間で必要な情報の共有を図ります。 老朽化した地域交流センターの空調設備、屋上・屋根等の施設改修を行います。 「第四次ふくしプランくだまつ」を策定し、令和3年度からの地域福祉を計画的、総合的に推進します。 (2)高齢者福祉・介護の充実。 介護予防事業は、いきいき百歳体操の体験会を開催し、自主活動の普及拡大を図るとともに、介護予防に効果のある住民主体のサロン活動を支援するため、活動費の助成を始めます。 地域における生活支援体制を整備するため、各地区の協議体において定期的な情報共有・連携強化を図り、地域に助け合い、支え合いを広げるための基盤づくりを進めます。 介護人材を確保し、介護サービスの安定的な提供を図るため、介護事業所の経営者、管理者向けのセミナー及び求職者向けの相談会を開催します。 介護保険料について、低所得者向けの負担軽減を拡充します。 人生の終末期に自分らしいケアや生活が確保できるよう、「私と家族の安心ノート」に関する講座を開催するなど、終活支援を推進します。 「第七次くだまつ高齢者プラン」を策定し、令和3年度からの高齢者福祉・介護保険を計画的、総合的に推進します。 高齢者の長寿を祝福するため、敬老祝金を支給します。 (3)障害者福祉の充実。 障害者が安心して生き生きと暮らすことができるよう、障害福祉サービス等の支援体制の充実や就労支援と雇用の促進、障害者スポーツや文化芸術活動の推進を図ります。 地域共生社会の実現に向け、障害や障害者に対する理解の促進や障害者に対する権利擁護の取組を進めるとともに、バリアフリーへの幅広い理解を促進します。 (4)老後や低所得者の生活保障。 生活困窮者自立支援法に基づき、自立相談支援事業及び家計相談支援事業を推進します。 3、子育て環境の充実。 (1)子育て支援の推進。 「第2期子ども・子育て支援事業計画」に基づき、子育て支援の充実を図ります。 家庭児童相談業務については、子ども家庭総合支援拠点として、関係部署との連携強化を図ります。 子育て支援センターを「まちかどネウボラ」と位置づけ、育児不安等に対し、身近な場所できめ細かな相談支援が受けられる体制づくりを進めます。 子どもの医療費助成制度については、小学校6年生までの全ての子供を対象に無料とし、子育て家庭の経済的負担の軽減を図ります。 (2)保育・幼児教育の充実。 増加する保育ニーズへの対応として、新規開設の民間保育園2園及び認定こども園1園を支援するとともに、待機児童対策に取り組みます。 幼児教育・保育の無償化により、子育て世代の経済的負担が軽減されますが、無償化の対象とならない3歳未満児に対しても、本市独自の同時入所第2子以降保育料無料化事業を継続し、幅広い子育て支援を実現します。 学童保育については、花岡児童の家2、3、4、5を新規開設するとともに、下松小学校及び中村小学校区の児童の家を増設し、民間活力を導入した業務委託方式により、受入れ枠拡大と運営の安定化を図ります。 施設型給付事業により、幼稚園運営を支援するとともに、認定こども園への移行を推進します。 第2章、生活環境。 1、環境保全の推進。 (1)環境負荷の低減。 大気汚染、水質汚濁、騒音、振動、悪臭調査を行い、継続的な環境監視に努めます。 地球温暖化対策地域協議会と連携し、水辺の教室等を通じて、環境問題や環境保全に対する意識の高揚を図ります。 (2)環境美化の推進。 大規模な廃棄物の不法投棄防止のため、定期的に環境パトロールを実施し、早期発見・早期対応に努めます。 野犬減少に向けて、終生飼養を周知啓発するとともに、県との連携を強化し、捕獲に努めます。 (3)墓地・斎場の整備・管理。 墓地区画の適正管理のため、現地調査・台帳整理を行い、放置区画の返還を推進します。 樹木の剪定等を行い、市営墓地の環境整備を図ります。 2、環境衛生の推進。 (1)ごみ処理と資源化。 家庭ごみ収集運搬業務は、民間事業者に委託し、継続的かつ安定的な家庭ごみの適正処理を推進します。 英語版分別アプリを製作し、外国人のごみ出しを支援します。 出前講座、親子リサイクル教室を活用し、3Rによるごみの減量化・資源化の意識啓発を促進します。 (2)下水道の整備と管理。 「公共下水道事業経営戦略」に基づき、普及率の向上を図るとともに、市民生活に支障のないよう適切な維持管理に努めます。 汚水処理は、高橋地区、広石地区等の面整備を行い、人口普及率は89%となる見込みであります。 老朽化対策は、処理場・ポンプ場及び管路施設の「ストックマネジメント計画」に基づき、効率的・永続的な改築更新を進め、維持管理の強化を図ります。 (3)し尿の収集・処理。 「下水道の整備等に伴う一般廃棄物処理業等の合理化に関する特別措置法」に基づき、適正なし尿処理体制を維持します。 3、安全安心の確保。 (1)消防体制の充実。 聴覚・言語機能障害者が円滑に緊急通報を行うため、「NET119緊急通報システム」を導入し、災害時等における情報伝達手段の充実に努めます。 近年多発する自然災害等に対応するため、常備・非常備消防の人員、資機材等を含めた活動体制の総点検を実施するとともに、教育訓練の充実を図り、消防力の強化に努めます。 (2)防災対策の推進。 防災の基本である自助・共助を推進するため、防災訓練、出前講座を実施するとともに、防災士派遣業務等を活用して自主防災組織の結成及び活動を支援します。 国土強靭化に関する施策を計画的に推進する「国土強靭化地域計画」を策定するとともに、国・県の上位計画改定や災害対策基本法等の改正に合わせた「地域防災計画」の改定を行います。 地震による被害を最小限に抑えるため、木造住宅の耐震診断・改修を支援し、耐震化の促進を図ります。 (3)治水・治山対策。 河川事業は、宮本川、高橋川等の準用河川及び旧普通河川の改修工事、水無川の大規模しゅんせつ工事を実施します。 県事業は、切戸川、坂本川及び玉鶴川の河川改修、時宗地区、末武上地区の急傾斜地崩壊対策、奥迫地区、東豊井地区の砂防ダム建設等が実施されます。 浸水対策事業は、大谷川堰堤設置工事、公共下水道事業での竹屋川4号幹線工事、竹屋川ポンプ場増設工事を実施するほか、庁内連携のもと、恋ケ浜地区、豊井地区及び末武平野の内水氾濫の早期軽減に努めます。 (4)防犯・交通安全対策の充実。 地域防犯ボランティアの加入促進や育成に努めるとともに、新たに市内事業者から防犯パトロール活動への協力を得ることにより、安全安心な地域社会づくりを推進します。 夜間の交通災害・犯罪被害を未然に防止するため、LED防犯灯の設置助成を行います。 交通安全対策は、様々な機会を活用し、交通安全教育及び啓発活動に取り組みます。 交通安全施設の整備は、カーブミラー等の計画的な建て替え改修を実施するとともに、通学路の危険箇所の適切な対策を行います。 (5)消費生活の向上。 市民の相談窓口として、これからも消費生活センターの機能強化に努め、消費者相談業務をさらに充実させるとともに、成人年齢引下げによる消費者被害を防止するため、若年層への啓発活動に取り組みます。 「うそ電話詐欺」の拡大・被害防止のため、関係機関と連携した啓発活動に努めます。 第3章、都市建設。 1、計画的な土地利用。 (1)土地利用の誘導。 「都市計画マスタープラン」に基づき、市街地の適正な開発や市街化調整区域の保全に努めるとともに、策定から10年を迎える計画の中間見直しを行い、新たな「都市計画マスタープラン」を策定します。 地籍調査は、河内字岡ノ原周辺地区の地籍図や地籍簿を作成するとともに、河内字久保市周辺地区の地元説明会、調査測量等を実施します。 (2)市街地整備。 豊井地区は、地元との合意形成を図りながら「豊井地区まちづくり整備計画」を策定し、区画整理に代わる市街地整備の事業化に向け、都市計画決定の変更・廃止手続を進めます。 昨年換地処分を行った中部土地区画整理事業は、清算金の徴収・交付を行います。 2、都市基盤の整備。 (1)道路網の整備・管理。 県道は、徳山下松線の荒神大橋及び切戸大橋の架け替え、獺越下松線、笠戸島線の拡幅が実施されます。 都市計画道路国道山手線、下松新南陽線は、拡幅事業が進められます。 市道は、平田昭和通り排水路改良工事、中央線歩道改良工事、中心市街地の舗装改良工事及び花岡八幡通り交差点改良設計を実施します。 都市計画道路大海線は、平田昭和通りと県道下松鹿野線の区間の用地取得、建物補償を行い、道路築造工事を進めます。 橋りょう等は、「橋梁長寿命化修繕計画」に基づき、大手線桜大橋の補修工事を実施します。 住民・学校等からの要望が多い通学路等の防草対策を強化するとともに、道路パトロールやボランティアへの材料支給などを実施し、道路の維持管理に努めます。 (2)公共交通の確保。 「地域公共交通網形成計画」に基づき、米川地区での市有償旅客運送、コミュニティバス運行を行うとともに、笠戸島地区等における持続可能な公共交通の在り方を調査・研究します。 利用者の利便性向上を図るため、民間事業者が行う交通系ICカードの導入を支援します。 岩徳線利用促進委員会に参画し、JR岩徳線の利用促進に向けた取組を進めます。 (3)港湾機能の整備。 港湾事業は、「徳山下松港港湾計画」に基づき、「国際バルク戦略港湾」をはじめとする整備が進められます。 港湾施設は、本浦地区の防波堤新設事業が実施されます。 (4)上水道の整備と管理。 安全安心な水道水を安定して供給するため、水道施設の更新と効率化を進めるとともに、適切な維持管理に努めます。 水圧・水量の改善のため、光ケ丘地区、大河内地区、山田地区及び上広石地区等に配水管を布設するとともに、花岡配水区統合整備事業に着手します。 老朽管対策は、生野屋山手線配水管、西市沖配水管及び香力大通り配水管等の更新を行います。 耐震化対策は、御屋敷山浄水場第一配水池の耐震補強工事を実施するとともに、東幹線水路の改修事業に着手します。 3、居住環境の充実。 (1)緑地保全・都市緑化。 花いっぱいのまちづくりを推進するため、市民花壇に花苗の配布を行うとともに、下松スポーツ公園・米泉湖・玉鶴緑地に菜の花、ポピー、コスモス等を育成し、笠戸島にカワヅザクラを植樹します。 市道中央線の街路樹リフレッシュ事業として、街路樹の植え替えを行います。 公園・緑地・街路樹の適切な維持管理に努めます。 (2)公園の整備と管理。 広域避難場所の下松公園に多目的トイレ・防災あずまや・ソーラー照明灯を設置します。 公園が身近な憩いの場となるよう、本浦公園等に健康遊具を設置します。 遊具や建物等施設の健全度調査を実施し、中長期的な視点で施設のストックマネジメントを行うための「公園施設長寿命化計画」を策定します。 (3)都市景観形成。 「景観計画」に基づくまちづくりを進めるとともに、景観ガイドラインによる建築行為の届出、審査等を行います。 (4)公営住宅の管理・更新。 「市営住宅長寿命化計画」に基づき、旗岡A号棟の建設工事を行うとともに、「旗岡市営住宅建替基本計画」に基づき、旗岡B号棟の実施設計に着手します。 既存住宅の長寿命化を図るため、改修計画による維持補修工事を実施します。 (5)空家等対策。 安全安心な暮らしを守るため、「空家等対策計画」に基づき、計画的に空家対策に取り組みます。 第4章、産業経済。 1、農林水産業の振興。 (1)農業の振興。 担い手の確保・育成や地域農業の維持・活性化に向け、地域での話し合いを関係機関と協力し、行います。 新規就農者の施設整備や園芸農家の活動を助成することで、地場産農産物の生産量を確保し、学校給食での利用促進など、地産地消を推進します。 特産物の生産や環境保全活動に取り組む活動組織へ支援を行います。 ため池は、農村地域防災減災事業を活用した大蔵東ため池の改修工事をはじめ、適切な維持・管理に努めます。 農業施設整備は、老朽化した農道橋の架け替えに着手するとともに、県事業として温見ダム共通水路等の長寿命化対策事業が開始されます。 有害鳥獣の被害防止対策は、防除柵の設置や鳥獣被害対策実施隊の活動を支援します。 (2)林業の振興。 市有林は、「森林経営計画」に基づき、作業路開設や間伐を実施します。 民有林は、森林施業の地域活動を支援するとともに、適切な経営や管理を図るため、新たな森林管理制度の実施に取り組みます。 猟友会員の担い手育成の助成を拡充します。 (3)水産業の振興。 水産資源確保のため、タコつぼ投入、種苗放流を実施するとともに、内海地区水産環境整備事業や海洋ごみの回収処理等、藻場の回復や漁場環境の改善に努めます。 県や漁業協同組合と連携し、新規漁業就業者の確保・育成に努めます。 栽培漁業センターは、種苗生産事業における生産数拡大や安定供給を図るとともに、新たな観光交流の拠点として、魚食普及などを推進します。 2、商工業の振興。 (1)工業・物流業の振興。 産業活性化・企業誘致推進協議会の活動促進や山口県地域再生計画に基づく企業誘致活動に取り組みます。 「ものづくりのまち下松」を広く発信するとともに、さらなる産業の発展につなげることを目的に、ものづくり産業の現状と将来を考えるシンポジウムを開催します。 工場等誘致奨励制度に基づき、製造業や道路貨物運送業の工場等の設置者に対する奨励措置及び事業拡大や新規雇用に対する支援を実施します。 中小企業活性化のため、周南地域地場産業振興センターの研究開発事業を支援します。 (2)商業・サービス業の振興。 中小企業の経営基盤強化を図るため、制度融資の利用促進、保証料補給、小規模事業者経営改善資金利子補給などを実施するとともに、創業及び事業継承の支援を行い、商工業の活性化を進めます。 商工会議所中小企業相談所に助成し、市内事業者の経営改善を支援します。 (3)雇用対策と勤労者福祉。 勤労者総合福祉センターは、改修工事の設計に着手するとともに、利用促進や中小企業の勤労者諸団体へ助成し、勤労者の健康・福祉・勤労意欲の向上に努めます。 シルバー人材センターに助成し、高齢者の就業・交流機会の確保・生きがい対策の充実に努めます。 勤労者及び離職者の生活の安定を図るため、県と協調し、労働福祉金融制度の実施に取り組みます。 3、観光の振興。 (1)観光拠点の充実と観光産業の振興。 「下松へ人々を引き付ける魅力あるまちづくり」を推進するため、「観光振興ビジョン」に基づき、笠戸島家族旅行村整備計画の策定、インバウンドの推進、特産品ブランドブックの作成など、観光コンテンツの充実や情報発信の強化に努めます。 笠戸島の観光環境整備として、ハイキングコースの看板設置や観光案内機能の充実を図ります。 観光・産業振興推進の「核」となる組織の構築を推進するに当たり、観光施策を行政主導型から民間主導型へシフトするため、観光協会の事務局運営に係る経費及び事業費を下松商工会議所に助成するとともに、観光関係団体と連携し、情報発信の強化や観光PR活動の促進に努めます。 第5章、教育文化。 1、学校教育の充実。 (1)小・中学校教育環境の充実。 学校施設の耐震化として、下松小学校の普通教室棟、通級指導教室棟の改築に着手します。 東陽小学校及び下松中学校の昇降口天井改修、花岡小学校のブロック塀改修、花岡小学校屋内運動場のスロープ設置工事、東陽小学校屋内運動場の床改修、久保中学校屋内運動場のトイレ洋式化工事を行い、安全安心で快適な教育環境の確保に努めます。 学校屋内運動場の照明LED化を計画的に進めることとし、下松中学校屋内運動場を改修します。 米川小学校の休校に伴い、米川地区と花岡小学校間でスクールバスを運行します。 (2)小・中学校教育の推進。 次代を担う児童生徒が確かな学力や豊かな心を身につけ、健やかな体で夢や希望を持って未来を切り開いていけるよう、コミュニティ・スクールの取組を充実させ、社会総がかりで児童生徒の学びや育ちを支援する教育環境づくりに努めます。 英語教育やプログラミング教育など、新学習指導要領に対応した教育を推進するため、ICT環境を整備するとともに、教員研修体制の充実に努めます。 特別支援教育は、障害のある児童生徒一人一人の教育的ニーズに応じた教育が展開されるよう、教員補助員を配置し、充実を図ります。 学校業務支援員を中学校に加えて大規模小学校3校にも配置し、新たに部活動指導員を中学校1校に配置するなど、学校における働き方改革を推進します。 国際教育は、外国語指導助手による指導、中学生や小学校教員の海外語学研修を実施するなど、グローバル化に対応した英語教育を推進します。 学校給食は、学校と給食センターで連携して安全で安心な給食の提供に努めるとともに、確実な運営を図ります。 2、社会教育の推進。 (1)青少年の健全育成。 社会教育活動の拠点である公民館において、放課後子ども教室や家庭教育学級、世代間交流事業を進め、青少年を取り巻く良好な環境づくりに地域ぐるみで取り組みます。 末武公民館で開設している「地域未来塾」は、対象者を全中学校に拡大し、地域との協働により、中学生の学習習慣の確立及び基礎学力の定着を支援します。 図書館は、学校との連携による図書館教育や読書通帳の普及に努め、子供の読書活動推進を図ります。 (2)生涯学習施設の充実。 ほしらんどくだまつは、自主学習室の終了時間を延長するなど、市民の学習や活動を支援する基盤の充実を図ります。 図書館は、蔵書の充実や郷土資料デジタルアーカイブの利用促進により、市民に親しまれる情報拠点を目指すとともに、新たに「古地図でまち歩きリーフレット」を作成し、地域の歴史と魅力を発信します。 スターピアくだまつは、老朽化した設備やワイヤレスマイクを更新し、文化・生涯学習振興の拠点として一層の充実を図ります。 「公民館施設整備計画」に基づき、花岡公民館講堂の実施設計を行うとともに、米川公民館の建て替えに向けた協議を進めます。 公民館、ほしらんどくだまつ、スターピアくだまつ等の社会教育施設の効果的な改修、長寿命化を図るため、「社会教育施設長寿命化計画」を策定します。 (3)生涯学習の推進。 公民館活動への支援により、各種団体の育成に努めます。 出前講座や生涯学習情報コーナーの活用を推進するとともに、学術機関との協働により、生涯学習機会の拡充を図ります。 3、文化・スポーツの振興。 (1)文化の振興と文化財保護。 市民美術展覧会は、市民による文化活動の活性化のため、参加層の拡大を目指します。 文化財は、愛護意識の啓発や指定文化財の適切な保存・管理を行い、貴重な文化財の保護に努めます。 島の学び舎は、笠戸島をはじめ、本市の歴史、民俗、文化財等に関する資料を保存・展示し、郷土の歴史や文化に対する意識啓発を図ります。 (2)スポーツの推進。 「スポーツ推進計画」に基づき、わがまちスポーツを中心とした競技スポーツやレクリエーションスポーツ等を推進するとともに、運動を通じた体力向上や健康づくりに取り組み、交流人口の拡大などによる地域の活性化を図ります。 「東京2020オリンピック」の感動を多くの市民と共有するため、ベトナム女子バドミントン選手のキャンプ受入れや「聖火リレー」を実施するとともに、トップアスリートとの交流事業等を推進します。 スポーツ公園体育館や市民体育館の改修工事により長寿命化を進め、利用促進を図ります。 (3)多様な交流の展開。 「笑顔の写真コンテスト」や「童謡フェスタ」などを開催し、笑顔があふれる心豊かな人づくり事業の推進に努めます。 「くだまつ親子の日フェスタ」を開催し、様々な分野や世代を対象とした企画事業を展開します。 第6章、地域経営。 1、協働社会の形成。 (1)情報ネットワークの充実。 クラウド方式による情報システムの共同利用化により、運用経費の削減を図ります。 住民票等の証明書コンビニ交付による住民サービスの向上やマイナンバーカードの交付率の向上に努めます。 「くだまる公式ツイッター」やフェイスブック「下松市長のくだまつ日記」など、SNSの有効活用により、まちの魅力や市政情報の発信を強化します。 (2)市民参加と協働の推進。 市民憲章は、まちづくりのための行動目標を掲げており、市民憲章推進協議会を中心に幅広い世代へ働きかけ、市民周知を図ります。 (3)コミュニティの形成。 自治会活動や地区集会所建設等への助成を行い、地域に根差した活動を支援します。 東陽コミュニティーセンターのトイレ洋式化を行います。 2、人権尊重の推進。 (1)人権の尊重。 一人一人の人権が尊重された心豊かな地域社会の実現に向け、関係諸団体と連携を図り、人権啓発、人権教育及び人権相談を行います。 (2)男女共同参画の推進。 「第5次男女共同参画プラン」及び「女性活躍推進計画」に基づき、男女がお互いにその人権を尊重し、それぞれの個性と能力を発揮できる社会の実現を目指します。 配偶者等からの暴力の防止、被害者の支援に努めます。 関係団体等で構成する協議会を設置し、女性活躍支援に取り組みます。 3、健全な行財政運営。 (1)地域経営としての行政運営。 限りある財源を最大限有効活用し、多様化する行政サービスに対応するため、「第5次行財政改革推進計画」の取組を推進します。 職員研修の充実や組織体制の見直しを行い、人材と組織を強化します。 これまでの総合計画を検証・評価し、新たな「まち・ひと・しごと創生総合戦略」を踏まえ、10年後のまちづくりを見据えた「総合計画」を策定します。 「公共施設等総合管理計画」に基づき、「質・量・コスト・まちづくり」の視点から最適化、複合化等を含め、公共施設の在り方を見直すとともに、民間活力を活用した笠戸島ハイツの再生を目指します。 ホストタウン事業を推進し、オリンピック候補選手やベトナム人留学生と市民との交流を深めます。 公式マスコットキャラクター「くだまる」を活用した効果的なシティプロモーションを展開し、本市の知名度向上や活性化に努めます。 移住就業希望者に対して支援金を給付し、UJIターンを促進します。 地域の高等教育機関との連携により、地域の課題解決に向けた取組を通じて、地方創生の推進を図ります。 地域活性化や学びの場の創出を目的とした学校法人に対して大学等開設補助金を交付します。 (2)健全な財政運営。 「財政構造の見直し指針」に基づき、収支均衡の予算編成に向けた構造的な財源不足の解消など、自主・自立の行財政運営基盤を確立し、健全かつ安定した財政運営に努めます。 ふるさと納税制度の充実や市有財産の利活用など、多様な自主財源の確保に努めるとともに、市税や使用料等の納期内納付の推進や着実な滞納整理を図るなど、適正かつ公平な執行に努めます。 以上、令和2年度の諸議案を提出するに当たり、施策の概要を述べさせていただきましたが、市議会議員各位をはじめ、市民の皆様のより一層の御理解と御支援を賜りますように、心からお願いを申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) 会議の途中ですが、13時20分まで休憩をいたします。午後0時16分休憩 午後1時20分再開 ○議長(中村隆征君) 会議を再開いたします。 令和2年度関係の議案について、一括して提案理由の説明を求めます。國井市長。    〔市長 國井益雄君登壇〕 ◎市長(國井益雄君) それでは、令和2年度関係議案について、議案第11号から議案第19号までの当初予算、議案第20号から議案第22号まで及び議案第24号から議案第28号までの条例に関する8議案を一括して御説明を申し上げます。 最初に、当初予算の9議案について御説明をいたします。 まず、議案第11号令和2年度下松一般会計予算につきましては、歳入歳出総額は216億5,000万円となり、前年度当初予算と比較しますと、8億5,000万円、率にして3.8%の減となっております。 国においては、緩やかな景気回復基調にあり、地方財政計画においても、地方の一般財源総額の確保など、地方財政対策が講じられているところであります。 しかしながら、本市においては、市税や地方交付税等の一般財源は、税目等によっては伸びがあるものの、大きな増収は期待できず、財源不足による基金依存体質が続くなど、依然として厳しい状況にあると認識しております。 さらに、市民福祉の増進や市民生活の安定を支える扶助費、社会保障関連経費は年々拡大傾向にあり、さらなる財政負担が懸念され、歳入・歳出のバランスを考えた将来を見据えた行財政運営が求められているところであります。 このため、昨年4月に策定した「財政構造の見直し指針」に基づき、構造的な財源不足の縮減・解消に向けて段階的に取り組むこととし、一定の歳出削減を図ってきたところであります。 令和2年度は、骨格予算ではありますが、後期基本計画に沿った施策展開に加え、これまで進めてきた「安全・安心対策」、「魅力づくりの創出」など、全ての世代にわたり「住みよさ」と「満足度」を実感できるまちの創生につながる予算編成としております。 主な投資的事業としましては、地域交流センター施設改修事業をはじめ、都市計画道路大海線道路新設事業、旗岡住宅建設事業、下松小学校建設事業第2期工事などを着実に進めることとしております。 これらの施策を進める上でも、本市の基本姿勢である「自主・自立のまちづくりの市政運営」を堅持し、持続可能な行財政基盤を確立してまいります。 次に、議案第12号令和2年度下松国民健康保険特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は54億3,800万円となり、前年度当初予算と比較しますと、7,300万円、1.4%の増となっております。 令和2年度は、税率等の引下げを行うこととしております。 次に、議案第13号令和2年度下松介護保険特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は52億600万円となっており、前年度当初予算と比較しますと、3,300万円、0.6%の増となっております。 次に、議案第14号令和2年度下松後期高齢者医療特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は10億300万円となり、前年度当初予算と比較しますと、7,800万円、8.4%の増となっております。 次に、議案第15号令和2年度下松国民宿舎特別会計予算につきましては、歳入歳出総額は7,800万円となり、前年度当初予算と同額となっております。 続いて、上下水道事業関係の当初予算について御説明をいたします。 まず、議案第16号令和2年度下松水道事業会計予算についてであります。 予算の概要につきましては、説明資料2ページに記載しておりますように、収益的収入は対前年度比で0.2%減の14億3,829万4,000円、収益的支出は2.0%増の12億5,307万円を計上いたしております。 この結果、収支差引きでは1億8,522万4,000円となり、損益計算上では1億3,386万1,000円の純利益となります。 次に、資本的収入は3億7,288万円、資本的支出は9億9,639万4,000円を計上いたしました。 差引き不足額6億2,351万4,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額、減債積立金並びに損益勘定留保資金で補填することとしております。 次に、議案第17号令和2年度下松工業用水道事業会計予算について御説明を申し上げます。 予算の概要につきましては、説明資料5ページに記載しておりますように、収益的収入は2億870万2,000円、収益的支出は1億9,784万3,000円を計上いたしました。 この結果、収支差引きでは1,085万9,000円となり、損益計算上では238万8,000円の純利益となります。 また、資本的支出は9,317万5,000円を計上いたしました。 差引き不足額9,317万5,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに建設改良積立金で補填することとしております。 次に、議案第18号令和2年度下松簡易水道事業会計予算について御説明を申し上げます。 説明資料8ページに記載しておりますように、収益的収入は1,965万1,000円、収益的支出は1,961万2,000円を計上いたしました。 この結果、収支差引きでは3万9,000円の黒字になりますが、消費税及び地方消費税を控除した損益計算上では損益なしとなります。 また、資本的収入は435万7,000円、資本的支出は894万円を計上いたしました。 差引き不足額458万3,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金で補填することとしております。 次に、議案第19号令和2年度下松公共下水道事業会計予算について御説明を申し上げます。 説明資料11ページに記載しておりますように、収益的収入は対前年度比で0.6%増の14億854万8,000円、収益的支出は1.1%増の13億5,789万5,000円を計上いたしました。 この結果、収支差引きでは5,065万3,000円となり、損益計算上では139万3,000円の純利益となります。 次に、資本的収入は10億384万6,000円を、資本的支出は13億8,267万9,000円を計上いたしました。 差引き不足額3億7,883万3,000円は、消費税及び地方消費税資本的収支調整額並びに損益勘定留保資金で補填することとしております。 続いて、条例に関する8議案について御説明いたします。 まず、議案第20号職員の服務の宣誓に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、地方公務員法及び地方自治法の改正に伴い、新たに導入される会計年度任用職員の服務の宣誓に係る規定を整備するものであります。 次に、議案第21号下松市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、令和3年度から職員の持家に係る住居手当を廃止するため、規定の整備を行うものであります。 次に、議案第22号下松市防災会議条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、下松市防災会議において、より多くの機関の参画を図り、多様な視点を取り入れた審議を行うため、委員の定数に係る規定等を整備するものであります。 次に、議案第24号下松市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、民法の改正に伴い、市営住宅入居決定者の連帯保証人が保証する極度額について定め、退去時の入居者の費用負担に係る規定を整備するものであります。 次に、議案第25号下松市国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、国民健康保険税基礎課税額の所得割額及び被保険者均等割額に係る改定を行うため、所要の改正を行うものであります。 具体的には、国保財政の状況や基金残高の見通しを勘案し、国民健康保険税の基礎課税額のうち、所得割額に係る税率を0.5%引き下げ8.2%とし、均等割額を1,300円引き下げ2万4,000円とするものであります。 次に、議案第26号下松市介護保険条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、介護保険法施行令の改正に伴い、低所得者の介護保険料の軽減を強化するものであります。 次に、議案第27号下松市児童の家設置条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、児童の家の利用児童増加への対策として、花岡小学校区、下松小学校区及び中村小学校区において、児童の家の増設等をすることに伴い、規定の整備を行うものであります。 具体的には、花岡小学校区において、現在の花岡児童の家2及び3を閉所するとともに、花岡保育園に隣接する場所に花岡児童の家2、3、4及び5を新設するものであります。 また、下松小学校区において、既存の下松児童の家3内に下松児童の家4を増設し、中村小学校区において、既存の中村児童の家内に中村児童の家2を増設するものであります。 最後に、議案第28号下松市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例について御説明を申し上げます。 この議案は、厚生労働省令の改正に伴い、放課後児童健全育成事業において、みなし支援員が研修を修了する予定の期限を5年延長するものであります。 以上、令和2年度関係の予算9件、条例8件について一括して御説明いたしましたが、添付しております資料も御参照いただき、よろしく御審議のほどお願い申し上げます。 以上でございます。 ○議長(中村隆征君) ただいま提案のありました令和2年度関係の議案に対する質疑は、配付しております会期日程の別紙のとおり、2月18日に行います。 以上で、本日の会議を終わります。次の本会議は、2月18日午前10時から開きます。長時間にわたり熱心な御審議お疲れでございました。午後1時35分散会 ─────────────────────────────────...